神社と山の関係
昨日山に行く機会があったのですが。
樹木が多く茂っている場所(=森)は、
昔から神が座しましていると考えられてました。
神道が神社のことを杜(モリ)と呼ぶのは、
モリが気の充実した清浄な場所だったからだそうです。
で、モリは神々が降臨するところ。
森=山。
森信仰は山信仰から生じたもの。
神雛(ひもろぎ)も玉串も、森の雛形なんですって。
形の美しい山、神々しい高山は信仰対象となり、
神奈備の山と呼ばれて、全国に点在しています。
で、本来神社は社殿を持ってなかったのです。
聖なる場(神域)であれば、岩や石、
あるいは柱、しめ縄で囲った結界など
神聖であることを示す目印となる「何か」があればよかったみたい。
なぜなら、
神々は祭りのときだけ降臨して、
終わったら天上(もしくは海の彼方)に還るから。
降臨するときは依る物として「依代(よりしろ)」が要りました。
それが神雛であり、磐座(いわくら)。
いわくらとは、自然岩を少し加工したり、大きな石を組み合わせたもののこと。
よくいう「ご神体」。
これは本来、依代だったものが
後世で社殿に置かれるようになったものらしい。
ついでに神社用語を調べると、
「ヤシロ」
…「家」の「代」→「家の代わり」(=杜)
「ヤマ」
…「ヤ」=アイヌ語で「水が湧き出る」の意。
ヤマの語源が「ヤ」の「マ(間)」だった可能性も
「宮」
…「御屋」。祭りのとき、神々のために臨時に設けた仮屋のこと
…って書いてました。
ちなみに、
鎮守=一定の地域に住む人を守護している、住居地の神社。
氏神=遠つ御祖(みおや)の神。
直接じゃなくても、「藤原」氏の鹿島・香取の神や
「源」氏の八幡神、「平」氏の巌島神社とか、
氏に由緒ある神も含まれる。
何代にもわたってそこに住んでいる場合は、
先祖の魂と土地の神が合体している。
産土(うぶすな)=自分の出生地や祖先の地に対して、
特別の思い入れや出自意識を持っていて、
その土地の神が自分の運命を左右していると信仰している神のこと。
だそうです。
いまいち意味ってわからなかったりしますもんね、近くにあっても。
さて、日本は元々「八百万の神」というように
貧乏にも神様を見出してきました。
美しい文化だと思います。
すべてに神がいるんだとしたら、
一人一人の中にも神がいるような気もします。
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